TUT FORMULA - 活動日誌

はじめまして！

愛知県立豊橋工科高校の機械科から来ましたB1 1系の美和朋希です。

ずっと身近にあり憧れだったこの豊橋技術科学大学に入学し、そして憧れの自動車研究部に入部できうれしい限りです。

　入部した理由としては、高校時代に部活動でやっていたエコランのようなものづくりがしたかったからです。高校の部活動では、ものづくりの楽しさを知ると同時に自身の知識不足で論理に基づいたものづくりができませんでした。講義、研究はもちろん、この自動車研究部を通して論理に基づいたものづくりができるよう精進したいです。

　ものづくりを楽しむという初心を忘れず、今まで学んできた知識・技能をさらに磨き先輩方のようにものづくりを探求し、微力ながら自動車研究部に貢献できるよう努めていきます。これからよろしくお願いいたします！

こんにちは！

テクニカルディレクタの福谷です．

先日，オーエスジー株式会社にお邪魔してきました．

新城工場と八名工場にて，エンドミルやタップの製造過程をご案内いただきました．

製品製造の管理過程を徹底的にデータとして可視化することで，作業の省力化や効率化を進めていたのがとても印象に残りました．

また，「GREEN TAP」の開発に携わった溝口様から，大変貴重な講義をいただきました．

「GREEN TAP」は製造時のCO2排出量を従来品から50%も低減し，またねじ加工において切りくずを出しません．

切りくずを処理するのには工作機械を止めることもあり，その停止時間を減らすことで消費電力の低減も実現しています．

そんな「GREEN TAP」を開発した溝口様は豊橋技術科学大学出身で，在学中は自動車研究部に所属していました．

弊部出身の学生がこのような革新的な製品を創っていることを誇りに思う一方，私達も負けずに製作に取り組みたい気持ちが強くなりました．

今回の工場見学を通して，ものづくりに関わるプロの卓越した技術と情熱を感じることができました．

この経験を活かし，より一層活動に励んでいきます！

はじめまして！

電装ソフトウェア班の仲間です。

大会が終わってはや6ヶ月。テストも終わり、あっという間に春休み。

今シーズンのESFが公開されたので、ここから一気に忙しくなりそうです。

さて、私の初投稿はマイコン関係です。

昨シーズンからF756ZGを使って車輌制御を始めましたが、ロギングが出来ない! and サンプリングレートが低い！ で困っていました。

そこで今回はSTM32のSDMMCとFatfsを使ってμSDカードにロギングする機能を実装しました！

DMAと組み合わせて使えるので、cpuのリソースを割くこともなくなるのではないかと期待しています。しかもサンプリングレートは3.5kHzなんですよ!

早いのか遅いのかはわかりませんが、従来のロギングと比べるとかなり早くなったので満足しています。

加速度センサと組み合わせたりと、色々なことが出来そうですね。

ここでちょっと余談を。今回ちょっとした気付きですが、μSDカードのソケットはGNDに落とす事が重要みたいです...

最初は何も気にしてなかったので、uSDカードに書き込みが出来ず沼にハマりました。

玄人からすれば常識なのかもしれないですが...日々学ぶことがある今日このごろです。

それでは次回のブログをお楽しみに

こんにちは！

電装班低電圧担当の井指です。

我々もいよいよ春休みに突入し、2024大会への参戦に向けて車輌製作があわただしくなってきました。

そこで！

この度、円滑な車輌開発を目的とした新プロジェクトを立ち上げましたのでご報告いたします。

それは"テストベンチ台の作成"です！

これまで、新機能の実装や新パーツの追加は、実際に車輌に載せて試験することが多く、

予期せぬエラーに悩まされることが多々ありました。

そのたびにコネクタを外し、テスターを当て、時にはハーネスを作り直すこともありました。

加えて、我々はカーボンモノコックを採用していることもあり、モノコックの完成を待っていると電装系の実装が大幅に遅れてしまいます...

そこで"車輌と同等の機能を持ったテストベンチ台の作成"というプロジェクトを立ち上げました！

現在はテストベンチ台の基礎の作成や低電圧回路の実装を行っており、完成でき次第ブログにてご報告させていただきます。

”加えて”春と言えば入学！新入生！ですね。

技科大に入学してから初めての後輩ということでドキドキしてしまいますね！

私が入部した時は車輌について全くわからず先輩に質問攻めすることもありました。（笑）

そんな新入生たちにいち早く車輌を理解してもらうためにも張り切って製作してまいります。

それでは、完成の報告をお楽しみに！

以上、活動報告でした。

こんばんは！

部長の板垣です．

今日は機械班でCAD講習を実施しています．

私たちのチームは高専出身の学生も多いため，CADソフトを扱ったことがある学生もいますが，

経験の有無にかかわらず全員に講習を受けてもらっています．

チームでのCADソフトの運用では，テンプレートの統一やモデリングのルール，

アセンブリのルールなど，様々な縛りが存在します．

ここを統一せずに車輌開発を始めてしまうと，部品ごとに基準面が違う，

寸法を一か所変更するとアセンブリが崩れるなどの問題が多発し，収集がつかなくなってしまいます．

学生フォーミュラで強いチームを作る際の至上命題の一つである「技術の伝承」はこういった開発環境の整備から，始まっていくと思います．

非常に難しい課題ですが，後輩が私たちの車輌アセンブリを開いたときに，

設計の意図が伝わるようなきれいなデータを残せればと思います．

以上，久しぶりとなりましたが，活動報告でした！