活動日誌
田中です。
7月5日(土)に金沢大学フォーミュラ研究会主催の北陸地区運転講習会に田中、手塚、渋江、石川、小澤の5名で参加してきました。 今回の講習会はトヨタのテストドライバーの新堂様を講師に迎え、車両運動特性をドライバーが適切に評価できるようになることを目的としたものでした。 8大学が参加、5大学がレーシングカートを持ち寄り、それぞれ特性が違うカートを代わる代わる運転し、インプレッションを行いました。 金沢大学・榎本先生による安全に対する注意事項と心得。ビシッと背筋が伸びました。 ピットの緊張感は事故&怪我防止、効率的な走行データ収集に絶対必要だと感じました。 代わる代わる操縦特性の違うカートに乗っていく。 午前は何をやっていいのか考えがまとまらず、走っている途中も頭が真っ白に。 インプレッションもあやふやなものになってしまいました。 時間が許す限り、新堂さんを質問攻めにさせて頂きました。 素人の私達はどのようなことに注意して運転すればいいのかetc... それを基に午後の特性評価の戦略を立てます。 午前中は走行中にサイレンサー部品が疲労で壊れ、ご迷惑をおかけしてしまったため、メカニックも入念にマシンをチェックします。 猛暑&タイトなスケジュールの中、車両整備に押しがけに、メカニックの人は本当に大変だったと思います。 午後はドライバー二人で同じインプレッションの評価項目と前提条件を設定して走行を行いました。 オフィシャルの金沢大学の方々、暑い中ありがとうございました。 最後にインプレッションのプレゼン発表がありました。 思ったこと、感じたことを人に伝えるのって難しいですよね。 大勢の前で発表するスキルは別として、開発ドライバーは車両の特性をできるだけ正確にメカニックに伝える必要があるわけですから、コミュニケーション能力は車両開発において非常に重要であると改めて感じました。 車両開発の右も左もわからず、 「と…とにかくシェイクダウン後は走りこもう!そうすれば、車両開発できるよね!」 と、車両開発のプロセスの"HOW"が抜けていた私達にとって大変勉強になる講習会でした。 遠くから講師として来て下さった新堂様、炎天下の中走りっぱなしだったドライバー、それ以上に大変だったメカニック、そして企画運営に当たった金沢大学フォーミュラ研究会の方々、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。 最後に豊橋のインプレッションの基となった?定量データを一部UPします。 @豊橋Cカート ドライバー手塚 午後2本目 午後はインプレッションの前提として ブレーキングをストレートで終わらせ、①コーナーはエンジンブレーキで進入、②アクセル一定で旋回、③アクセル全開で立ち上がり という走行をA~E全てのカートで行うように心がけました。 講習会に参加されたチームの方はお手元のインプレッションシートと比較してニヤニヤしてください。シートには上記①~③におけるOS/US評価の他に修正舵の効き、ドライバーポジション、総合的乗りやすさを記入しました。 が、正直、あてにならないかもしれませんので、参考まで。
by tut_formula
| 2008-07-07 12:24
| 活動日誌2008
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