こんばんは。モノコック班の草野です。
先日、名古屋大学で行われたイーブニングサロンに参加してきました。
サロンでは、ワインと軽食をいただきながら、「ＭＲＪ（ミツビシリージョナ
ルジェット）」における複合材適用」についての講演をききました。

航空機での炭素繊維採用部位は、近年格段に増えてきています。
もともと、炭素繊維は航空宇宙向け材料であり、それがF-SAEの車両な
どに使われるようになってきた。航空分野は大先輩であり、この分野の
技術から学ぶことは多い。自動車だけに目を向けていたら、その技術は
底辺である可能性がある。垣根を越えて、いろいろな技術をスポンジのよ
うに吸収していきたい。来年の目標ですね、個人的な。

ボーイングの次期旅客機（B787）は、炭素繊維の適応目標が50％だそ
うです。きっと、塗装がされていなかったら、黒くてかっこいいんでしょうね。
来年度の私たちの車両も、「Carbon　black」なんですかね。
ただ、ちょっと理由があり、塗装をしたいんだが・・・塗装をしたくな
いという葛藤があります。

さて、さて、今年も残りわずかあと1日。
モノコックに関しての書類をまとめたりと、卒論そっちのけで作業していま
す。

あ、田中さん、豊橋技術科学大学　自動車研究部　航空機部門はいつ設
立されるのでしょうか。

みなさん、よいお年をお迎えください。

by yuya,KUSANO